【ファミキャン】持ち物&こだわりギア

家族でキャンプを始めたい!【歴20年が教えるファミキャン始め方解説】

過ごす時間のすべてが思い出のプレゼントになるキャンプ!家族で始めたいパパママがどんどん増えています。テントに料理に川あそび、キャンプは本当に魅力的!

でもキャンプって興味はあるけど、
どうやったら初められるのかな..
子供が小さいから、連れていく自信がない..

たしかに最初は「テントを建てて、火をおこして、料理をして、寝る準備…親が初心者じゃ子供を連れてなんてムリ〜」ってなりますね。。

この記事では「…それでもキャンプやってみたい!」というパパママをサポート!
キャンプを手軽に始める方法を解説します♪

デイキャン→プレキャン→キャンプデビュー✨

1番の準備は家族みんなの気持ちを揃える事♪
キャンプデビューを応援します!

運営者ひろP

長い記事です。
キャンプの始め方解説を読みたい方は、すぐ下の目次から「03|キャンプの始め方を解説!」に飛んでください。

とりあえずデイキャンプに行く!

デイキャンプのポイント3つ

出典:川井キャンプ場HP

デイキャン時間を快適に過ごすポイントと、必要な持ち物をピックアップ。BBQして川遊びを満喫しましょう!

いきなりテントや寝袋をそろえる必要はありません。

まずはお試しです。
自然の中で過ごす気持ち良さを、家族みんなで味わいに行きましょう。

①屋根付きのBBQスペースを予約する

②カセットコンロを準備しよう

③川遊びの準備は万端に

①屋根付きのBBQスペースを予約する

出典:川井キャンプ場HP

最初のデイキャンは、キャンプ場の屋根付きBBQスペースを借りる事をおススメします。
日差しをずっと浴びると、子供だけじゃなくパパママも疲れてしまいます。熱中症対策をしながら、長くたくさん遊びましょう。

②カセットコンロを準備しよう

焚き火だけで全部の料理をするのは、少し大変です。なかなか火がつかない時でも、カセットコンロがあれば、とりあえずお米を炊いたりソーセージを茹でたり出来ますね。お腹が空いて子供がぐずる前になんとかしてくれる、心強い味方です。

③川遊びの準備は万全に

デイキャンプを楽しい思い出にするためにも、ケガや事故を防ぎましょう。

川遊びの注意点

  1. 大人が一緒に遊ぶ
  2. ライフジャケットを着用
  3. マリンシューズを履く

①川の深さ、流れの速さ、水の冷たさは一緒に遊ばないと分かりません。高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんでも油断せず、大人も一緒に遊ぶことが大切です。

②ライフジャケットは目立つ色のものを使いましょう。もちろん安全のためではありますが、ぷかぷか浮かべるので子供には楽しいアイテムです。

③マリンシューズはサイズの合った、かかとのある物を選びましょう。川の中で脱げたサンダルを、子供が追いかけてしまうと危険です。

川遊びの注意点は“こちらの記事”もご参考に♪

デイキャンプの持ち物リスト

□=必須のもの ・=あると便利

デイキャンプの持ち物リスト

□テーブル
□イス×人数分
□焼き網
・鉄板
・着火剤
□チャッカマン
□焚き火用手袋
・火吹き棒
□うちわ
□トング(食材用)
□火ばさみ
□クーラーボックス
□保冷剤
・鍋(メスティンや飯盒)
□カトラリー(お箸など)
□お皿
□コップ
□包丁
□カッティングボード
・ジャグ(水のタンク)

□食材
□調味料
□食器洗剤
□虫よけスプレー
・蚊取り線香
□救急セット
□ポイズンリムーバー
(毒虫の応急用品)
□除菌シート
□着換え
□水着
・ラッシュガード
□ライフジャケット
□マリンシューズ
□タオル
□水筒
□氷
・あそび道具
□キッチンペーパー
□アルミホイル
□ゴミ袋

運営者ひろP

屋根付きのBBQスペースを借りない場合には、ポップアップテント、タープ、ペグ、焚き火台、難燃シートをご準備下さい。

持ち物、意外と多く感じるでしょうか?
必要なものは全部リストにいれましたが、予約時にイスやテーブルが備え付けてあるか等の詳細を確認してから準備しましょう。

“こちらの記事”にイスやテーブル、おススメのギア、100均で使える物などご紹介しています♪

デイキャンプ、これって必要?

デイキャンプにあると便利なギアをご紹介します。

ポップアップテント

出典:Amazon
ポップアップテントの利点

自然の中、日影をどこにでも作れることは貴重です。子供のおむつ替えや、着替える時の目隠しになるだけではありません。パパママがリラックスするためにも、プライベートなスペースがあるのは楽だし便利。

タープ

タープを張る利点

屋根付きのBBQスペースを借りなくても、自由にデイキャンプができます。広々のんびり家族のスペースを作れることが利点です。最初は難しく感じますが、慣れれば10分で完成します。家族のリビングを自然の中に建てのは、とっても楽しい作業です。

焚き火台+難燃シート

焚き火に挑戦!

BBQスペースを借りない場合には、焚き火台が必要です。キャンプの醍醐味、焚き火に挑戦しましょう。様々な形があり、迷ってしまう焚き火台。おススメは写真の“マクライト”です。軽量ながら、大きな薪で料理もキャンプファイヤーも思いのまま。コスパも高く、注目の最新焚き火台です。

難燃シートを使いましょう

焚き火台は地面に近いため、熱が伝わって草が焦げたり、土の中の微生物にダメージを残してしまったりします。焚き火台にはセットで、難燃シート(スパッタシート)を使います。

デイキャンプ まとめ

気持ちよく深呼吸。
自然の中でデトックス。

家族みんなで笑って、食べ物を味わって、ついでに温泉でも寄りますか♪

✓ 子供たちはキャンプを好きになりそうか?
✓ パパママは二人とも楽しめた?

家族みんな疲れ過ぎないように、少し余力を残して撤収しましょう。子供達が「今度は泊まりたい!」って言ってくれますように。

コテージ泊でプレキャンプ

デイキャンプよりもっとキャンプっぽいことがしたいなら、キャンプ場併設のコテージに泊まりましょう。

テントやタープを張らなくてOK
のんびり過ごせるコテージ泊。

たくさん遊んだ後は、じっくりアウトドアクッキングもいいですね!

バンガロー キャビン コテージ

出典:柿山田オートキャンプガーデン

宿泊施設には、色々な名前がついています。

バンガローやキャビンは素泊まりに近い宿泊設備です。コテージやログハウスの方が設備が整っていて、エアコンやキッチン、冷蔵庫、お風呂まである事が多いです。

設備の充実度が少ない方から順番に並べると、
バンガロー→キャビン→ロッジ→コテージ→ログハウスとなります。

他にもトレーラーハウスなどがあります。ロッジと同じ位の設備でしょうか。

運営者ヒロP

設備充実度の順番は著者の主観です
予約時に設備をよくご確認下さいね

テントがなくても泊まれる設備は沢山あありますよ。子供と楽しくプレキャンプしましょう!

コテージ選びのポイントをリストアップ

出典:北軽井沢アウトサイドベース

設備の詳細を確認することが大切です。
予約の時、リストを参考に問い合わせてみましょう。

□ベッドは付いてる?
□コンセントは使える?
□電気はつく?
□冷暖房はある?
□コテージに流しやキッチンはある?
□お風呂やシャワーは?
□トイレは共有?
□洋式のウォシュレット付き?
□プライベートなBBQスペースは?
□BBQスペースに屋根はある?
□車は横付けできる?

またコロナ禍では寝具のレンタルや、共有シャワーの使用をやめている所もあります。
あわせてご確認下さい。

コテージ泊 まとめ

設備を確認してから持ち物を揃えて、快適なプレキャンプを過ごして下さいね。テントや寝袋を買う前に、家族みんなの気持ちがそろえば、一番大切な準備の完了です!

【キャンプの始め方解説】
いよいよファミキャンデビュー!

キャンプ場ってどんな所?
キャンプ場ってたくさんあるけど、どうやって選べばいいの?
テントを立てられるか不安。。

運営者ひろP

キャンプデビューしようと思った時、不安も一緒に出てくるのではないでしょうか。できるだけ具体的にガイドしていきますね。

キャンプ場ってどんな所?

キャンパーの聖地「道志の森キャンプ場」を例にご紹介します。

管理棟

管理人さんがいる所。到着したらまず、管理棟に行きチェックインしましょう。

売店をかねている事が多いです。夜には閉まってしまう事が多いので、営業時間は最初に確認しましょう。

どんな所にテントを張るの?

場所が決まっている区画サイト。自由な場所にテントを張れるフリーサイト。車をテントの横に置けたり、置けなかったり。
キャンプサイトの種類は様々です。

木漏れ日の美しい林間サイト

道志川を見下ろす河原サイト

道志の森キャンプ場のプール。
まるで湖畔ですね!

すべて道志の森キャンプ場の写真です。これだけサイトにバリエーションのあるキャンプ場は他にありません。

トイレ

人気のあるキャンプ場のトイレは、だいたい綺麗なのであまり心配はいりません。とはいえウォシュレットが必須な方は、予約時に要確認です。

炊事場

水汲みや洗い物をする所。調理場ではないので、ここで料理はできませんが、施設の充実した高規格なキャンプ場では、お湯が使えたり電子レンジが置いてあったりします。

ゴミ捨て場、灰捨て場

分別の仕方や、捨てられるものの種類はキャンプ場によって違います。チェックインの時に管理人さんが教えて下さいますが、しっかり確認をしましょう。

入浴設備

運営者ひろP

シャワーや入浴の設備が有るかどうかも、キャンプ場選びには重要ですよね。温泉があるキャンプ場もありますよ。

大人気キャンプ系YouTube「タナちゃんねる」

道志の森キャンプ場で取材を受けました♪
リアルなキャンプの雰囲気が映っています。
ご参考にぜひどうぞ!

キャンプ場の選び方

夏休み、ゴールデンウイーク、春秋に分けてキャンプ場選びのポイントを解説!
それぞれの時期におすすめのキャンプ場もご紹介します。

季節によって快適なキャンプ場は変わります。
ポイントはサイトロケーション!

テントから見渡す景色、環境のことをサイトロケーションといいます。せっかくならパパママも快適で、子供がワクワク楽しめるキャンプ場に行きましょう。

夏休み、暑い季節におススメのロケーション

暑い季節のおすすめキャンプ場は
【川のある林間サイトのキャンプ場】

暑い季節のおすすめキャンプ場
山伏オートキャンプ場(標高800m)場内を清流が流れています。

暑い季節のキャンプデビューには、川のある林間サイトが最適!

夏でも木漏れ日の下なら、けっこう涼しいですよ。川遊びをして、スイカを冷やして、涼しい夜に焚き火する。きっとイメージ通りのキャンプができます。

標高が高い所なら、晴天でも涼しく過ごせます。目安は標高700メートル以上。体感でもかなり違います。

逆にお盆の頃でも思った以上に涼しいかもしれません。キャンプ場周囲の最低気温をチェックして、子供の服装を準備しましょう。

ゴールデンウィークにおススメのロケーション

ゴールデンウイークにおすすめのロケーションは【湖の近く、湖畔サイトのキャンプ場】

ゴールデンウイークのおすすめキャンプ場
西湖自由キャンプ場

湖畔サイトはゴールデンウィークから夏前、紅葉シーズンがおススメ。日かげが少ないので、日差しが柔らかい時期に行きましょう。

川と違って流れがない分、油断にもつながり、湖で泳ぐのは危ない事もあります。この季節はまだ足をひたす位の水遊びがちょうど良くて◎

新緑、紅葉を見ながら、湖畔でぼんやり。
夕暮れの湖畔で、ぜひ焚き火をして下さい。
家族で最高のチルタイムを過ごせます。

春や秋、肌寒い季節におススメのサイトロケーション

肌寒い季節のおすすめキャンプ場は
【高規格なキャンプ場】

肌寒い季節のおすすめキャンプ場
北軽井沢アウトサイドベース

設備の充実したキャンプ場でパパママも安心!

防寒対策を1番に考えてキャンプサイトを選びましょう。
いわゆる「高規格なキャンプ場」をおススメします。春や秋にファミリーキャンプデビューをするなら、施設や売店設備の充実したキャンプ場から選んでくださいね。

キャンプ場内に温泉やアスレチックも。

高規格なキャンプ場はトイレが抜群にきれいだったり、洗い物でお湯が使えたりします。キャンプ場にお風呂がある所も多いです。寒さのある時期は少しくらい値段が高くても、パパママが安心できる環境でキャンプすることが大切です。

いつでも快適なおすすめキャンプ場

いつでも快適なおすすめキャンプ場
柿山田オートキャンプガーデン

柿山田オートキャンプガーデンは電源サイト、シャワー設備、綺麗なトイレに加えて、五右衛門風呂まであります(要予約)。

風情のある五右衛門風呂体験!
スタッフさんがちょうどいい温度にしてから案内してくれます。
パパママも安心して遊ばせられる、緩やかな川です。
大人気のターザンブランコ。
ヤギに、ザリガニ釣りに、バトミントンコート!子供は大満足です。

夏の川遊びから、冬のぬくぬくおこもりキャンプまで安心して利用できます。
洗い場でお湯が出ないことだけが欠点の、とても優秀なファミリー専用キャンプ場です。

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電源サイトと言っても、だいたい一度に使用できる上限が1000wくらいなので、大きな家電は使えません。

【予約の前に知ってほしい】
サイトの種類を解説!

最初のファミキャンは「オート区画サイトを予約しましょう。

サイトの種類って??

サイトは大きく分けて4種類。オート区画サイト、オートフリーサイト、区画サイト、フリーサイトです。

最初のファミキャンは
「オート区画サイト」がおすすめな理由

  1. 荷物の出し入れが楽
  2. 設営中も子供に目が届きやすい
  3. 場所取り不要でのんびり到着OK
  4. 平らな所が多くテントを立てやすい
  5. 車を貴重品入れにできる
  6. 車を風よけ、視線よけにできる
  7. 悪天候になった時、車に逃げ込める

※ちなみに
「オートサイト」→車をテントのそばに置ける
「区画サイト」→テントを張る区画を予約できる
「フリーサイト」→テントを張る場所は自由

ようするに
オート区画サイトは、テントを張る場所を心配せずに車を横付けできる、という事です。
ファミキャンはオート区画サイトが安心!

キャンプのスケジュール

当日の流れを大まかに把握しましょう。

13:00チェックインのキャンプ場が多いです。買い出しや、昼食をどこで食べるか等も決めてから出発すると、時間のロスを避けられます。

最初のキャンプだと設営や撤収に、
それぞれ2時間かかります。

子供と遊ぶ時間も、あらかじめ考えておくのがスムーズ。何時ごろに夕食の準備を始めるか等、だいたいの時間を把握しておくと、急に暗くなって焦ることもありません。

キャンプのおすすめスケジュールを“こちらの記事”でチェック

【ファミキャンデビュー】
到着からテント設営まで解説

さあ!いよいよです。キャンプを始めましょう。
到着してからすることを、順番に解説します。

①キャンプ場に到着したら

着いたらまず管理棟の受付に行きましょう。この時に「当日の天気、風の予報、翌朝の気温」を管理人さんに確認すると安心です。

先に宿泊料金を払う所がほとんど。続いてキャンプ場のルールとマナーの説明があります。売店の営業時間や消灯時間などを、設備の案内と一緒に確認しましょう。

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楽器や音楽はNGな所が多いです。お互いのプライベート感を、尊重しながら過ごせるのがグッドキャンパー!

②サイトをレイアウトしよう!

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サイトに着いたら、まずはレイアウトです。
「テント、タープ、焚き火、車」の配置を決めるのがサイトレイアウト!

快適レイアウトの具体例

快適レイアウトの優先ポイント3選

  1. テント入口やリビングスペースは、景色の良い方に向けて設置。
    開放感を味わいましょう。
  2. テントは平らな所に設営します。
    岩や木の根っこが無いかも要確認。
  3. 外だからこそ大切!プライベート感を高める配置。

①中心はリビング

イス、テーブルを置くリビングスペースが、キャンプ中、1番長く過ごす所になります。なので、レイアウトの中心はリビング。

2ルームテントなら前室の部分か、その前の空間にテーブルを出す事が多いでしょう。タープを張るなら、その下にテーブルとイスを置きますね。

周りのキャンパーさんを見て
  サイト作りの参考にしましょう!

  1. テント入口をどちらに向けてるか。
  2. 焚き火台をどのへんに置いているか
  3. 車をどのように停めているか
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景色のいい方に向かってイスとテーブルを置き、リビングを広めに確保しましょう。満足度の高いキャンプが出来ます。

②テントは平らな場所へ設営

テントは地面が平らな所を選んで設営します。
また、岩や木の根っこにも要注意。

寝床が斜めになったり、床にでっぱりがあると
なかなか眠れなくなってしまいます。

快適な睡眠のための、重要ポイントです!

③プライベート感を高めよう!

混雑時、お隣りキャンパーさんとの距離が近い時は、声や視線、光などがお互いに気になってしまいます。

そのような時は車を、隣サイトからの視線をさえぎるように置くのが◎。プライベート感の高いサイトを作りやすいです。

リスクを避けるレイアウトの具体例

リスクを避けるための優先ポイント3選

  1. 車は風よけにも使えます。車は動かせる壁!
  2. 火の粉で穴が空かないよう、テントと焚き火台は少し離れた位置へ。
  3. テントは平らで、水の溜まらない場所へ設営。

①風が強い時

風が強い時には、風上に車を置いてテントに風が直接あたらない様にします。それが難しい場合には、テントのお尻側を風の方に向けて、入口から強い風が入って来ないようにします。

怖いと思ったらためらわずに、車へ避難しましょう。

運営者ひろP

キャンプでは雨よりも風が怖いです。風が強い日は、風対策が優先。車は動かせる壁&避難所ですね!

②焚き火台の場所

焚き火の場所が近いと、テントに火の粉で穴が開いてしまう危険があります。風向きによっては煙がたくさんテントに入ってしまうリスクも。

焚き火台とテントは数メートル離して設置しましょう。

③雨が強い時

雨が強い時には、テントの寝室部分が浸水しないように気をつけましょう。斜面のすぐ下、くぼみ等、雨水の通り道になりやすい所を避けてテントを設営します。

安全に過ごすための重要ポイント!

ドームテントの立てかた解説

最初のキャンプで不安なことは「ちゃんとテントを張れるか」ですよね。テントの種類によって建て方は異なりますが、共通する基本的なポイントを順番に解説します。

テントの場所が決まったら、地面をもう一度よく見て寝床の場所に、大きな石や木の根が無いかを確認しましょう。

1 まずは説明書の内容物の確認!

【内容物の例】
□テント本体
□グランドシート(テントの下に敷く)
□インナーテント(吊り下げ式の寝室)
□フライシート(上にかぶせるシート)
□ポール
□ロープ(張り綱、ガイロープ)
□ペグ

2 テントを広げる

グランドシートをしき、その上にテント本体を広げます。しっかりと布を広げて四隅を見つけましょう。この時に、入口側と後ろを間違えないようにご注意ください。完成画像を検索して、入口のどこにブランドロゴマークがあるかを覚えておくとテントの前後が分かりやすいです。

3  ポールをスリーブに通す

四隅のループにペグを打ちましょう。この時のペグは、後で打ち直すかもしれないので半分くらい地面に入れます。

  1. 太いポールから使用します。また、太いポールは天井の1番高い所を通ります。
  2. ポールが入る通り道(スリーブ)をよく確認しましょう。
  3. ポールは必ず押して入れます。向こうから引っ張ると、簡単に途中で抜けてしまいます。
運営者ひろP

抜けたポールがスリーブ内を傷つけたり、ポール内のショックコード(中のゴムひも)を挟んだりして、思わぬ破損に繋がる事がありますよ。

4  ポールをエンドピンに差し込む

いよいよテントを立ち上げます。力が必要な、いちばん難しい所です。

四隅のうち3ヶ所、ポールをエンドピンに差し込みます。硬くてエンドピンに届かないときはスリーブのラインをよく広げて、つっかえた所がないか確認しましょう。3箇所を差し込み終わると、弓に矢をつがえたようなポールの形になります。

最後の4箇所目は、テント全体が立ち上がるように、ポールをスリーブに押し入れて行きます。硬くて力が必要ですが、テントの生地を冷静によく見回しましょう。つっかえている所がなければ、必ずエンドピンにとどきます。

5 仕上げは「ピンバリ」を目指そう!

テントは、生地にシワが少なくなるように整えます。ペグの位置を遠くに打ち直したり、張りづな(ガイロープ)でテント側面を引っ張ったりします。シワの少ないテントは、風に強く、中も広いです。空気の通りも良くなるので、そのテント本来の快適性能を発揮してくれます。シワなく綺麗に張れているテントの状態を「ピンバリ」といいます。

まとめ


自然の中、家族で過ごす。
それは確かにリスクもあります。
準備、本番、片付けで
きっとくたくたになるでしょう。

それでもなぜ
キャンプに行きたくなるのでしょうか。

それはきっと、子供のチャレンジを
身近で見守れる貴重な機会だから。

彼らなりの冒険を見守りましょう。

安全と危険の境界は
親が教えられるものではありません。
「気をつけて」って背中を押すだけ。

自然を見て、恐れて、観察してほしいと。

その非日常は、なにものにもかえられません。
パパママにとっても、一生の思い出です。

お読みいただきありがとうございました!