過ごす時間のすべてが思い出のプレゼントになるキャンプ!家族で始めたいパパママがどんどん増えています。テントに料理に川あそび、キャンプは本当に魅力的!
でもキャンプって興味はあるけど、
どうやったら初められるのかな..
子供が小さいから、連れていく自信がない..
たしかに最初は「テントを建てて、火をおこして、料理をして、寝る準備…親が初心者じゃ子供を連れてなんてムリ〜」ってなりますね。。
この記事では「…それでもキャンプやってみたい!」というパパママをサポート!
キャンプを手軽に始める方法を解説します♪
デイキャン→プレキャン→キャンプデビュー✨
1番の準備は家族みんなの気持ちを揃える事♪
キャンプデビューを応援します!
長い記事です。
キャンプの始め方解説を読みたい方は、すぐ下の目次から「03|キャンプの始め方を解説!」に飛んでください。
とりあえずデイキャンプに行く!
デイキャンプのポイント3つ
デイキャン時間を快適に過ごすポイントと、必要な持ち物をピックアップ。BBQして川遊びを満喫しましょう!
いきなりテントや寝袋をそろえる必要はありません。
まずはお試しです。
自然の中で過ごす気持ち良さを、家族みんなで味わいに行きましょう。
①屋根付きのBBQスペースを予約する
②カセットコンロを準備しよう
③川遊びの準備は万端に
①屋根付きのBBQスペースを予約する
最初のデイキャンは、キャンプ場の屋根付きBBQスペースを借りる事をおススメします。
日差しをずっと浴びると、子供だけじゃなくパパママも疲れてしまいます。熱中症対策をしながら、長くたくさん遊びましょう。
②カセットコンロを準備しよう
焚き火だけで全部の料理をするのは、少し大変です。なかなか火がつかない時でも、カセットコンロがあれば、とりあえずお米を炊いたりソーセージを茹でたり出来ますね。お腹が空いて子供がぐずる前になんとかしてくれる、心強い味方です。
③川遊びの準備は万全に
デイキャンプを楽しい思い出にするためにも、ケガや事故を防ぎましょう。
川遊びの注意点
- 大人が一緒に遊ぶ
- ライフジャケットを着用
- マリンシューズを履く
①川の深さ、流れの速さ、水の冷たさは一緒に遊ばないと分かりません。高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんでも油断せず、大人も一緒に遊ぶことが大切です。
②ライフジャケットは目立つ色のものを使いましょう。もちろん安全のためではありますが、ぷかぷか浮かべるので子供には楽しいアイテムです。
③マリンシューズはサイズの合った、かかとのある物を選びましょう。川の中で脱げたサンダルを、子供が追いかけてしまうと危険です。
川遊びの注意点は“こちらの記事”もご参考に♪
デイキャンプの持ち物リスト
□=必須のもの ・=あると便利
デイキャンプの持ち物リスト
□テーブル
□イス×人数分
□焼き網
・鉄板
・着火剤
□チャッカマン
□焚き火用手袋
・火吹き棒
□うちわ
□トング(食材用)
□火ばさみ
□クーラーボックス
□保冷剤
・鍋(メスティンや飯盒)
□カトラリー(お箸など)
□お皿
□コップ
□包丁
□カッティングボード
・ジャグ(水のタンク)
□食材
□調味料
□食器洗剤
□虫よけスプレー
・蚊取り線香
□救急セット
□ポイズンリムーバー
(毒虫の応急用品)
□除菌シート
□着換え
□水着
・ラッシュガード
□ライフジャケット
□マリンシューズ
□タオル
□水筒
□氷
・あそび道具
□キッチンペーパー
□アルミホイル
□ゴミ袋
屋根付きのBBQスペースを借りない場合には、ポップアップテント、タープ、ペグ、焚き火台、難燃シートをご準備下さい。
持ち物、意外と多く感じるでしょうか?
必要なものは全部リストにいれましたが、予約時にイスやテーブルが備え付けてあるか等の詳細を確認してから準備しましょう。
“こちらの記事”にイスやテーブル、おススメのギア、100均で使える物などご紹介しています♪
デイキャンプ、これって必要?
デイキャンプにあると便利なギアをご紹介します。
ポップアップテント
ポップアップテントの利点
自然の中、日影をどこにでも作れることは貴重です。子供のおむつ替えや、着替える時の目隠しになるだけではありません。パパママがリラックスするためにも、プライベートなスペースがあるのは楽だし便利。
タープ
タープを張る利点
屋根付きのBBQスペースを借りなくても、自由にデイキャンプができます。広々のんびり家族のスペースを作れることが利点です。最初は難しく感じますが、慣れれば10分で完成します。家族のリビングを自然の中に建てのは、とっても楽しい作業です。
焚き火台+難燃シート
焚き火に挑戦!
BBQスペースを借りない場合には、焚き火台が必要です。キャンプの醍醐味、焚き火に挑戦しましょう。様々な形があり、迷ってしまう焚き火台。おススメは写真の“マクライト”です。軽量ながら、大きな薪で料理もキャンプファイヤーも思いのまま。コスパも高く、注目の最新焚き火台です。
難燃シートを使いましょう
焚き火台は地面に近いため、熱が伝わって草が焦げたり、土の中の微生物にダメージを残してしまったりします。焚き火台にはセットで、難燃シート(スパッタシート)を使います。
デイキャンプ まとめ
気持ちよく深呼吸。
自然の中でデトックス。
家族みんなで笑って、食べ物を味わって、ついでに温泉でも寄りますか♪
✓ 子供たちはキャンプを好きになりそうか?
✓ パパママは二人とも楽しめた?
家族みんな疲れ過ぎないように、少し余力を残して撤収しましょう。子供達が「今度は泊まりたい!」って言ってくれますように。
コテージ泊でプレキャンプ
デイキャンプよりもっとキャンプっぽいことがしたいなら、キャンプ場併設のコテージに泊まりましょう。
テントやタープを張らなくてOK
のんびり過ごせるコテージ泊。
たくさん遊んだ後は、じっくりアウトドアクッキングもいいですね!
バンガロー キャビン コテージ
宿泊施設には、色々な名前がついています。
バンガローやキャビンは素泊まりに近い宿泊設備です。コテージやログハウスの方が設備が整っていて、エアコンやキッチン、冷蔵庫、お風呂まである事が多いです。
設備の充実度が少ない方から順番に並べると、
バンガロー→キャビン→ロッジ→コテージ→ログハウスとなります。
他にもトレーラーハウスなどがあります。ロッジと同じ位の設備でしょうか。
設備充実度の順番は著者の主観です
予約時に設備をよくご確認下さいね
テントがなくても泊まれる設備は沢山あありますよ。子供と楽しくプレキャンプしましょう!
コテージ選びのポイントをリストアップ
設備の詳細を確認することが大切です。
予約の時、リストを参考に問い合わせてみましょう。
□ベッドは付いてる?
□コンセントは使える?
□電気はつく?
□冷暖房はある?
□コテージに流しやキッチンはある?
□お風呂やシャワーは?
□トイレは共有?
□洋式のウォシュレット付き?
□プライベートなBBQスペースは?
□BBQスペースに屋根はある?
□車は横付けできる?
またコロナ禍では寝具のレンタルや、共有シャワーの使用をやめている所もあります。
あわせてご確認下さい。
コテージ泊 まとめ
設備を確認してから持ち物を揃えて、快適なプレキャンプを過ごして下さいね。テントや寝袋を買う前に、家族みんなの気持ちがそろえば、一番大切な準備の完了です!
【キャンプの始め方解説】
いよいよファミキャンデビュー!
キャンプ場ってどんな所?
キャンプ場ってたくさんあるけど、どうやって選べばいいの?
テントを立てられるか不安。。
キャンプデビューしようと思った時、不安も一緒に出てくるのではないでしょうか。できるだけ具体的にガイドしていきますね。
キャンプ場ってどんな所?
管理棟
管理人さんがいる所。到着したらまず、管理棟に行きチェックインしましょう。
売店をかねている事が多いです。夜には閉まってしまう事が多いので、営業時間は最初に確認しましょう。
どんな所にテントを張るの?
場所が決まっている区画サイト。自由な場所にテントを張れるフリーサイト。車をテントの横に置けたり、置けなかったり。
キャンプサイトの種類は様々です。
木漏れ日の美しい林間サイト
道志川を見下ろす河原サイト
道志の森キャンプ場のプール。
まるで湖畔ですね!
すべて道志の森キャンプ場の写真です。これだけサイトにバリエーションのあるキャンプ場は他にありません。
トイレ
人気のあるキャンプ場のトイレは、だいたい綺麗なのであまり心配はいりません。とはいえウォシュレットが必須な方は、予約時に要確認です。
炊事場
水汲みや洗い物をする所。調理場ではないので、ここで料理はできませんが、施設の充実した高規格なキャンプ場では、お湯が使えたり電子レンジが置いてあったりします。
ゴミ捨て場、灰捨て場
分別の仕方や、捨てられるものの種類はキャンプ場によって違います。チェックインの時に管理人さんが教えて下さいますが、しっかり確認をしましょう。
入浴設備
シャワーや入浴の設備が有るかどうかも、キャンプ場選びには重要ですよね。温泉があるキャンプ場もありますよ。
大人気キャンプ系YouTube「タナちゃんねる」
道志の森キャンプ場で取材を受けました♪
リアルなキャンプの雰囲気が映っています。
ご参考にぜひどうぞ!
キャンプ場の選び方
夏休み、ゴールデンウイーク、春秋に分けてキャンプ場選びのポイントを解説!
それぞれの時期におすすめのキャンプ場もご紹介します。
季節によって快適なキャンプ場は変わります。
ポイントはサイトロケーション!
テントから見渡す景色、環境のことをサイトロケーションといいます。せっかくならパパママも快適で、子供がワクワク楽しめるキャンプ場に行きましょう。
夏休み、暑い季節におススメのロケーション
暑い季節のおすすめキャンプ場は
【川のある林間サイトのキャンプ場】
暑い季節のキャンプデビューには、川のある林間サイトが最適!
夏でも木漏れ日の下なら、けっこう涼しいですよ。川遊びをして、スイカを冷やして、涼しい夜に焚き火する。きっとイメージ通りのキャンプができます。
標高が高い所なら、晴天でも涼しく過ごせます。目安は標高700メートル以上。体感でもかなり違います。
逆にお盆の頃でも思った以上に涼しいかもしれません。キャンプ場周囲の最低気温をチェックして、子供の服装を準備しましょう。
ゴールデンウィークにおススメのロケーション
ゴールデンウイークにおすすめのロケーションは【湖の近く、湖畔サイトのキャンプ場】
湖畔サイトはゴールデンウィークから夏前、紅葉シーズンがおススメ。日かげが少ないので、日差しが柔らかい時期に行きましょう。
川と違って流れがない分、油断にもつながり、湖で泳ぐのは危ない事もあります。この季節はまだ足をひたす位の水遊びがちょうど良くて◎
新緑、紅葉を見ながら、湖畔でぼんやり。
夕暮れの湖畔で、ぜひ焚き火をして下さい。
家族で最高のチルタイムを過ごせます。
春や秋、肌寒い季節におススメのサイトロケーション
肌寒い季節のおすすめキャンプ場は
【高規格なキャンプ場】
設備の充実したキャンプ場でパパママも安心!
防寒対策を1番に考えてキャンプサイトを選びましょう。
いわゆる「高規格なキャンプ場」をおススメします。春や秋にファミリーキャンプデビューをするなら、施設や売店設備の充実したキャンプ場から選んでくださいね。
高規格なキャンプ場はトイレが抜群にきれいだったり、洗い物でお湯が使えたりします。キャンプ場にお風呂がある所も多いです。寒さのある時期は少しくらい値段が高くても、パパママが安心できる環境でキャンプすることが大切です。
いつでも快適なおすすめキャンプ場
柿山田オートキャンプガーデンは電源サイト、シャワー設備、綺麗なトイレに加えて、五右衛門風呂まであります(要予約)。
夏の川遊びから、冬のぬくぬくおこもりキャンプまで安心して利用できます。
洗い場でお湯が出ないことだけが欠点の、とても優秀なファミリー専用キャンプ場です。
電源サイトと言っても、だいたい一度に使用できる上限が1000wくらいなので、大きな家電は使えません。
【予約の前に知ってほしい】
サイトの種類を解説!
最初のファミキャンは「オート区画サイト」を予約しましょう。
サイトの種類って??
サイトは大きく分けて4種類。オート区画サイト、オートフリーサイト、区画サイト、フリーサイトです。
最初のファミキャンは
「オート区画サイト」がおすすめな理由
- 荷物の出し入れが楽
- 設営中も子供に目が届きやすい
- 場所取り不要でのんびり到着OK
- 平らな所が多くテントを立てやすい
- 車を貴重品入れにできる
- 車を風よけ、視線よけにできる
- 悪天候になった時、車に逃げ込める
※ちなみに
「オートサイト」→車をテントのそばに置ける
「区画サイト」→テントを張る区画を予約できる
「フリーサイト」→テントを張る場所は自由
ようするに
オート区画サイトは、テントを張る場所を心配せずに車を横付けできる、という事です。
ファミキャンはオート区画サイトが安心!
キャンプのスケジュール
当日の流れを大まかに把握しましょう。
13:00チェックインのキャンプ場が多いです。買い出しや、昼食をどこで食べるか等も決めてから出発すると、時間のロスを避けられます。
最初のキャンプだと設営や撤収に、
それぞれ2時間かかります。
子供と遊ぶ時間も、あらかじめ考えておくのがスムーズ。何時ごろに夕食の準備を始めるか等、だいたいの時間を把握しておくと、急に暗くなって焦ることもありません。
キャンプのおすすめスケジュールを“こちらの記事”でチェック
【ファミキャンデビュー】
到着からテント設営まで解説
さあ!いよいよです。キャンプを始めましょう。
到着してからすることを、順番に解説します。
①キャンプ場に到着したら
着いたらまず管理棟の受付に行きましょう。この時に「当日の天気、風の予報、翌朝の気温」を管理人さんに確認すると安心です。
先に宿泊料金を払う所がほとんど。続いてキャンプ場のルールとマナーの説明があります。売店の営業時間や消灯時間などを、設備の案内と一緒に確認しましょう。
楽器や音楽はNGな所が多いです。お互いのプライベート感を、尊重しながら過ごせるのがグッドキャンパー!
②サイトをレイアウトしよう!
サイトに着いたら、まずはレイアウトです。
「テント、タープ、焚き火、車」の配置を決めるのがサイトレイアウト!
快適レイアウトの具体例
快適レイアウトの優先ポイント3選
- テント入口やリビングスペースは、景色の良い方に向けて設置。
開放感を味わいましょう。 - テントは平らな所に設営します。
岩や木の根っこが無いかも要確認。 - 外だからこそ大切!プライベート感を高める配置。
①中心はリビング
イス、テーブルを置くリビングスペースが、キャンプ中、1番長く過ごす所になります。なので、レイアウトの中心はリビング。
2ルームテントなら前室の部分か、その前の空間にテーブルを出す事が多いでしょう。タープを張るなら、その下にテーブルとイスを置きますね。
周りのキャンパーさんを見て
サイト作りの参考にしましょう!
- テント入口をどちらに向けてるか。
- 焚き火台をどのへんに置いているか
- 車をどのように停めているか
景色のいい方に向かってイスとテーブルを置き、リビングを広めに確保しましょう。満足度の高いキャンプが出来ます。
②テントは平らな場所へ設営
テントは地面が平らな所を選んで設営します。
また、岩や木の根っこにも要注意。
寝床が斜めになったり、床にでっぱりがあると
なかなか眠れなくなってしまいます。
快適な睡眠のための、重要ポイントです!
③プライベート感を高めよう!
混雑時、お隣りキャンパーさんとの距離が近い時は、声や視線、光などがお互いに気になってしまいます。
そのような時は車を、隣サイトからの視線をさえぎるように置くのが◎。プライベート感の高いサイトを作りやすいです。
リスクを避けるレイアウトの具体例
リスクを避けるための優先ポイント3選
- 車は風よけにも使えます。車は動かせる壁!
- 火の粉で穴が空かないよう、テントと焚き火台は少し離れた位置へ。
- テントは平らで、水の溜まらない場所へ設営。
①風が強い時
風が強い時には、風上に車を置いてテントに風が直接あたらない様にします。それが難しい場合には、テントのお尻側を風の方に向けて、入口から強い風が入って来ないようにします。
怖いと思ったらためらわずに、車へ避難しましょう。
キャンプでは雨よりも風が怖いです。風が強い日は、風対策が優先。車は動かせる壁&避難所ですね!
②焚き火台の場所
焚き火の場所が近いと、テントに火の粉で穴が開いてしまう危険があります。風向きによっては煙がたくさんテントに入ってしまうリスクも。
焚き火台とテントは数メートル離して設置しましょう。
③雨が強い時
雨が強い時には、テントの寝室部分が浸水しないように気をつけましょう。斜面のすぐ下、くぼみ等、雨水の通り道になりやすい所を避けてテントを設営します。
安全に過ごすための重要ポイント!
ドームテントの立てかた解説
最初のキャンプで不安なことは「ちゃんとテントを張れるか」ですよね。テントの種類によって建て方は異なりますが、共通する基本的なポイントを順番に解説します。
テントの場所が決まったら、地面をもう一度よく見て寝床の場所に、大きな石や木の根が無いかを確認しましょう。
1 まずは説明書の内容物の確認!
【内容物の例】
□テント本体
□グランドシート(テントの下に敷く)
□インナーテント(吊り下げ式の寝室)
□フライシート(上にかぶせるシート)
□ポール
□ロープ(張り綱、ガイロープ)
□ペグ
2 テントを広げる
グランドシートをしき、その上にテント本体を広げます。しっかりと布を広げて四隅を見つけましょう。この時に、入口側と後ろを間違えないようにご注意ください。完成画像を検索して、入口のどこにブランドロゴマークがあるかを覚えておくとテントの前後が分かりやすいです。
3 ポールをスリーブに通す
四隅のループにペグを打ちましょう。この時のペグは、後で打ち直すかもしれないので半分くらい地面に入れます。
- 太いポールから使用します。また、太いポールは天井の1番高い所を通ります。
- ポールが入る通り道(スリーブ)をよく確認しましょう。
- ポールは必ず押して入れます。向こうから引っ張ると、簡単に途中で抜けてしまいます。
抜けたポールがスリーブ内を傷つけたり、ポール内のショックコード(中のゴムひも)を挟んだりして、思わぬ破損に繋がる事がありますよ。
4 ポールをエンドピンに差し込む
いよいよテントを立ち上げます。力が必要な、いちばん難しい所です。
四隅のうち3ヶ所、ポールをエンドピンに差し込みます。硬くてエンドピンに届かないときはスリーブのラインをよく広げて、つっかえた所がないか確認しましょう。3箇所を差し込み終わると、弓に矢をつがえたようなポールの形になります。
最後の4箇所目は、テント全体が立ち上がるように、ポールをスリーブに押し入れて行きます。硬くて力が必要ですが、テントの生地を冷静によく見回しましょう。つっかえている所がなければ、必ずエンドピンにとどきます。
5 仕上げは「ピンバリ」を目指そう!
テントは、生地にシワが少なくなるように整えます。ペグの位置を遠くに打ち直したり、張りづな(ガイロープ)でテント側面を引っ張ったりします。シワの少ないテントは、風に強く、中も広いです。空気の通りも良くなるので、そのテント本来の快適性能を発揮してくれます。シワなく綺麗に張れているテントの状態を「ピンバリ」といいます。
まとめ
自然の中、家族で過ごす。
それは確かにリスクもあります。
準備、本番、片付けで
きっとくたくたになるでしょう。
それでもなぜ
キャンプに行きたくなるのでしょうか。
それはきっと、子供のチャレンジを
身近で見守れる貴重な機会だから。
彼らなりの冒険を見守りましょう。
安全と危険の境界は
親が教えられるものではありません。
「気をつけて」って背中を押すだけ。
自然を見て、恐れて、観察してほしいと。
その非日常は、なにものにもかえられません。
パパママにとっても、一生の思い出です。
お読みいただきありがとうございました!