雄大な自然の近くにいれば、ただボーッとするだけでも満たされます。
でも子供はそれだけでは満足してくれませんよね?好奇心でウズウズして、今にも走り出したい気持ちでしょう。
キャンプ場内は、もちろん安全に配慮して環境を整えてくれています。
とはいえ自然の中で遊ぶには、パパママの目配りが必要です。
20年以上前からボーイスカウトで、小さな子たちをハイキングやキャンプに連れて行っていました。その経験からこの記事では、子供たちの目がキラキラ✨する遊びや過ごし方をご紹介します。
記事を読んで頂いたら、自信を持って子供に「コレ、やってみよう!」って誘ってくださいね。
【ファミリーキャンプ子供と何する?】
おススメ6選〜自然との触れ合いversion〜
1ハーバリウム作り
夏休みの自由研究、だけでなく思い出の詰まったインテリアに(*‘∀‘)
作り方
- キャンプに用意して持って行くものは乾燥剤(シリカゲル)と植物を入れるタッパーのみです。
- お花や植物を採取したら、タッパーに乾燥剤と一緒に入れてキャンプから持ち帰り、一週間そのままに。
- ビンを消毒したあと乾燥したお花や植物を入れて、100均でも売っているハーバリウムオイルを流し込んで蓋を閉める
コレで完成♪
簡単でしょ?
我が家の娘小4は植物の採取場所の説明とハーバリウムの作り方、作った過程の感想を書いて、夏休みの自由研究にしていました。
2川遊び
暑い季節の川遊びは手軽で楽しいですね。
子供たちにとっては夏休みのハイライトかもしれません♪
清流の岩陰には魚がかくれているかも?
飲み物を冷やす、川の中のダム作り♪
水中をのぞくだけで、そこはワクワクの世界!
とはいえ、パパママには川遊びで気を付けなければいけないポイントがあります。最低限の注意点をまとめますので、川遊びの前に読み返して下さいね。
・川で遊ぶ前、キャンプ場管理人さんにその川で気を付ける場所(深い所、流れの早い所など)や、その日の川の水嵩が普段通りか、その川の上流で雨が降る予報がないかを教えてもらいましょう
・ライフジャケットとマリンシューズを正しく着用して遊びましょう
・かかとの無いサンダルは脱げやすいのでNGです。川の中で脱げたサンダルを、子供が慌てて追いかけてしまうと危険です
・浅瀬では転倒時にケガをしやすいです。ラッシュガードやレギンスで打撲や切り傷のリスクを減らしましょう
・大人が先に川に入り、子供と一緒に遊びます
・大人は、子供よりも流れの下側に立って子供を見守ります
・プールと違い川では、うきわに乗って遊ぶのはやめましょう(流れに流されたり、転落して打撲するリスクが高まります)
・たとえ小学校高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんでも、パパママは油断せずに一緒に遊びながら見守りましょう。
・川の水は水温が思いのほか低いです。子供は寒いと感じても遊び続けてしまいます。唇や爪の色を見ながら、身体が冷えすぎていないかを時々触れて確認しましょう。
▲安全のためパパママは常に子供の下流側にいながら遊びましょう▲
川遊びはとても楽しくて、子供は夢中になってしまいます。
キャンプでは他にも楽しい遊びが沢山あるので、子供が疲れる前に次の遊びに誘いましょう。
3森の散策
「お散歩ビンゴ」片手にキャンプ場を散策♪
子供は大人よりも、探すのが上手ですよね!ドングリや松ぼっくりは、あっという間に見つけてしまいます。
キャンプでは見つからなそうな項目は、大人が適当に「じゃあココは焚き火にしちゃおう」とかでOKです。
ビンゴを自分たちで作るのも楽しい♪
お散歩前、子供にキャンプ場の近くで見つかりそうな物を聞きながら紙に並べて書くだけです。見つけた時にきっと「やっぱりあった!」って、どや顔をしてくれますよ(*^^)v
4河原でアート「ロックバランシング」
いわゆる「石積み」は世界中にファンがいる昔からの遊びです。日本では「石花」とも呼ぶそうですよ。小さいのから、ずっしり重い石まで自由に重ねてLet’sバランシング♪
子供たちはもちろん、パパママもいつの間にか夢中になっちゃう、シンプルですが奥深い遊びです!
作品を写真にとるのも楽しいですよ♪
後から他の人が触ると崩れて危険なので、作った作品は必ず崩して帰るのがルールです。
5福笑いオンザロック
ただ岩に、小石で顔を作るだけ(笑)
春夏秋冬いつでもOK!
河原に行かなくてもテントの近くで出来て、小さな子でも安全に楽しめます。
1度やってみて下さい♪
意外な顔ができたりするので、見守っているだけでホッコリします(´ε` )
6一緒に焚き火
焚き火には不思議な魅力があります。ベテランキャンパーさんは「焚き火が好きで、焚き火をする為にキャンプに行く」という方も少なくありません。
「でも子供と一緒に焚き火って、少し怖いな…」と思うかもしれません。
私は小学生からボーイスカウトでキャンプに行っていました。薪拾い競争をしたり、「ファイヤーキーパー」の称号目指してマッチ5本で火起こししたり、遊びながら焚き火を学んできました。
決して難しくはありません♪
お料理、焼き芋、マシュマロタイム(#^^#)
家族いっしょに焚き火を楽しみましょう!
子供と一緒にする焚き火のやり方と、注意点を解説した“こちらの記事”もご参考に♪
まとめ
子供は自然の中にいると、想像力をどんどん発揮してくれます。たとえば長いロープを一本、渡すだけでもパパママが思いつかないような事を始めますよ(なので、しっかり見守りも必要です)
でも、最初のキャンプでは、自然の力に圧倒されてボーッと過ごす子もいます。パパママとしては「せっかくキャンプに来たのになんで何にもしないの?」とか、「ここまできてスマホばっかり!」なんて言いたくなる反応の子もいます。
それはリアルな自然といきなり対峙した時の、子供なりの防御反応かも。1回目のキャンプ2回目のキャンプと、子供たちの反応はどんどん変わります。
「ロックバランシングって知ってる?映えるの作って写真とろーよ」
「お散歩ビンゴ、やらない?景品はこのオヤツです♪」
「ねぇ見て、この岩の顔、パパに似てるよね」
声をかけてみて下さい。自然の中の、ゆるゆるした親子遊びは最っ高です✨