焚き火最高!炭火で焼肉BBQ!
家族で火を囲む時間はきっと記憶に残ります。
でも、それはそうなんですが、
焚き火は、手間もかかります。
革手袋をし 炭バサミを使い 煙に目をしかめながら 子供にも気を配る。
なかなかですよね?
キャンプ歴20年の中では、雪に穴を掘って寝たり、8連泊したり色々な環境で過ごしました。
子供と一緒のキャンプでは、焚き火以外の色々な「火」を使えると、お料理の手間をグッと軽くできますよ♪
何かと忙しいファミリーキャンプ。
火の時短テクニックで、パパママものんびり過ごしましょう。
キャンプで使うバーナーをご紹介!
手軽にパっと温めたい、と思っても焚き火じゃそうも行きません。キャンプでも、ワンプッシュで火が使える器具は色々あります。
この記事ではバーナー、ガスコンロ、アルコールストーブ、ポケットストーブなど、便利で安全な「火」の使い方をご紹介します。
ファミリーキャンプの楽しさを広げてくれる「火」の道具たち。
次回キャンプの参考にして下さい♪
【CB缶バーナー】ST-310(エスティーサンイチマル)
大人気ブランド「ソト」のST-310
家庭用にも使用されるCB缶というガス缶を使用するバーナー。迷ったらコレでOKといえるほど、代表的で使いやすいモデルです。
CBは、カセットガスボンベ(cassettegas bombe)の略。コンビニやスーパーでも売っているので、購入の手間が少ないです。
OD缶に比べて安価なのも、利点ですね。
何でST-310は人気なの?
ST-310は専用の遮熱(しゃねつ)版テーブルが、色々なブランドから発売されています。缶に熱が伝わるのを板がブロックしてくれることで、より安全性が高まります。
CB缶の上のデットスペースを、小さなテーブルとして有効に使えることも人気の理由です。
CB缶バーナーの注意点
CB缶やOD缶は、可燃のガスが充填されており、取り扱いにはルールがあります。
- カセットコンロで鉄板、スキレットなど蓄熱性の高い料理器具を使うときは、缶がセットされている部分にかぶさる程の大きさの物は使えません。缶が高温になりすぎると、破裂する危険性が高まります。
- バーナー、カセットコンロの上で炭を起こすのは大変危険です。缶が高温になり破裂する危険性が高まります。
- SOTOのCB缶バーナーにはSOTOのCB缶を、コールマンのOD缶バーナーにはのコールマンのOD缶を、というように同じブランドの器具とガス缶を使うことが推奨されています。
※引火や爆発につながるリスクがある事を理解して、説明書を読み安全に使用しましょう。
デメリットは、外気温が10℃を下回る環境では、火力が低下する事。寒い時期はパワーガスCB缶を使いましょう。寒くても火力が出るように、ガスが配合されています。
【OD缶バーナー】コールマンアウトランダー
アウトドア用に開発された、OD缶というガス缶を使用するバーナー。
ODは=アウトドア(out door)の略。
寒くても安定した火力が出せることが、最大の利点。冷え込んだキャンプの朝でも、すぐにお湯が沸かせます。
OD缶バーナーの利点
またパーツが小さいので、UL化(荷物の軽量化)したいキャンパーさんはOD缶のバーナーを使用されていることが多いです。
ゆるキャン△でリンちゃんが使っているのは、「SOTO(ソト)」というブランドのウインドマスターです。OD缶用バーナーですね!
「リンちゃんは マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 に ゴトク フォーフレックス SOD-460 という専用の五徳をつけて パワーガス250トリプルミックス SOD-725T というOD缶を使ってます」
OD缶バーナーの注意点
欠点は五徳が小さいので、上に乗せたお鍋が不安定になりやすいこと。子供がお鍋に触れて、料理をひっくり返す危険があります。ファミキャンでは、写真のようにクッカースタンドといわれる大きな五徳を使う事をおススメします。
クッカースタンドを使わない場合、必ず水平な所に安定させて使用しましょう。またバーナーの上に置くクッカーは、小さめを心がけます。
カセットコンロ
ご家庭でもテーブルでお鍋を囲む時には、お馴染みですね。CB缶を使用。タープの下に、テーブルとカセットコンロでも、十分にアウトドアクッキングが楽しめます。
カセットコンロは手軽で使いやすので、初めてのキャンプにおススメです。
雨模様のキャンプでは特に活躍してくれる、心強い味方!キャンプや家での使用だけでなく、防災用品としても優秀なカセットコンロ。
すでにお家に有りませんか?
アルコールストーブ
燃料用アルコールを入れて火を点ける、シンプルなストーブ。火力は弱いですが軽量で丈夫。その利便性と、青い炎が静かにあがる様子は昔からキャンパーや登山家に愛されて来ました。
100年前からあまり形の変わらない理由は、頑丈さです。「アルスト」が壊れて使えない、という事はあまりありません。近年、魅力が再発見されていて、アルミ缶から自作する方も増えているほど。
ただ、火がついている時に倒してしまうと、燃料が液体状のため燃え広がってしまうリスクがあります。また、明るい昼間は青い炎が見えにくいので、火が付いているか分かりにくい事もあります。小さい子供が一緒の時には、十分ご注意下さいね。
ポケットストーブ
通称ポケスト。固形燃料を使います。メスティンを上にのせてご飯を炊く、自動炊飯がキャンプブームとともに流行りました。固形燃料は100均やホームセンターで売っています。
手軽で失敗少なくキャンプでご飯が炊ける!
ほったらかし炊飯なんて言われています。
キャンプのご飯は飯盒スイサンをしなければ、という謎のハードルを下げてくれた、キャンプブーム陰の立役者。
ご飯を自動炊飯で作れれば、他の料理や焚き火に集中できますし、子供とアウトドアクッキングする余裕もできるかも。もちろん湯沸かしや簡単な調理にも使えます。
おススメの商品はこちら
100均にもメスティン、ポケスト、固形燃料が売っていますので、探してみるとお得かも!
まとめ
キャンプでの「火」は非日常への入り口です。
それはバーナーも焚き火も変わりません。360°を自然に囲まれたキャンプ場にいればカセットコンロでだって、楽しくお料理できますよ。
安全にだけ気をつけて、火を楽しんで下さい!子供と焚き火をしたい方は“こちらの記事”もご参考に♪